STORY
かつては"超能力"と呼ばれていた不思議な力。
その神秘も、20世紀末期に発見された粒子によって解明され、今では超能力は"アストラル能力"と、そして超能力者は"アストラル使い"と呼び名も変わった。
【在原暁】はそんな世の中で、平穏な日々を過ごす、しがない一般人。
だがそれは、偽りの姿。
何を隠そう【在原暁】は、アストラル能力を使って活動する秘匿組織エージェントだった!
そんな彼に下された新たな指令。
『アストラル使いの集う学院に、学生として潜入をせよ!』
妹である【在原七海】と共に、学院への潜入を果たし、無事にクラスに溶け込むことも成功した彼は、【三司あやせ】や【二条院羽月】といったクラスメイトや、先輩である【式部茉優】とも仲を深めていく。
怪しまれることもなく、任務は順風満帆。
——と思いきや、予期せぬ事態に巻き込まれ【三司あやせ】に正体がバレてしまう!
そして同時に知る、彼女の抱える大きな秘密。
なんと、彼女の胸はパッドだったのだ!
誰にも言えない秘密を握り合った、少年と少女。
その出会いが、2人の運命を大きく左右させていく——
アストラル能力
新たに発見された粒子"アストラル"。
念動力(※サイコキネシス)、発火能力(※パイロキネシス)、精神感応(※テレパシー)、感触感応(※サイコメトリー)、透視能力(※クレヤボヤンス)。
そんな不可思議な力を、人間はアストラル粒子を利用することで、行使してきた。
その証明も成された現在、世界中でアストラルに関する研究が盛んに行われている。
鷲逗研究都市
物語の舞台となるのは、『アストラル能力』を研究するために開発された、特別な街。
都市部からはやや離れているものの、買い物など生活基盤も揃っていて不便はない。
『アストラル能力』の研究を行っているだけであって、全国からアストラル能力者が集まっている。
それは学院も例外ではなく、主人公たちの通う学院は能力者が多数存在している。